鑑賞魚といえば熱帯魚というイメージがありましたが、メダカも近年、品種改良が進み形や色味もさまざまで観賞魚として負けないぐらいの美しさです。
室内で飼うと、インテリアとしても癒やしの空間を作ってくれること間違いなしです。
「室内で飼うには何を揃えたら良いの?」「死なせないかな?」と不安がよぎることもありますよね?
でも、大丈夫です!
なぜなら、初心者の私でも簡単に飼えました!(笑)
そんな私が、【初心者でも簡単に出来た!】室内でのメダカの飼い方について紹介します。
- メダカの室内飼育に必要なもの
- 水槽設置方法
- 綺麗で初心者が簡単に飼いやすい、おすすめメダカ3種
- メダカを上手に飼うポイント
メダカの室内飼育で必要なもの
メダカを飼育するためには、水槽と飼育水、餌は、いわずとも必要となりますが、室内飼育では、ろ過フィルターや照明も必要になります。
屋外飼育は、自然環境にまかせれますが、室内飼育は飼育環境をコントロールする必要があるからです。
飼育環境をコントロールすることで室内飼育でのメリットも多くあります。
- 自然環境では1~1年半の寿命のメダカが3年以上生きることもある。
- 一年とおしてメダカが泳ぐ姿が見れる。
- 水温と日照量を維持すれば、季節とわず産卵や稚魚の飼育ができる。
- 自分だけのアクアリウム水槽を作れる。
初心者は、最低限必要なものから揃えて徐々に増やしていっても大丈夫です。
私も最初は、日当たりのよい場所に水槽置いてライトとかは後回しになりました。
水槽・餌・ろ過フィルターで、なんとかなったね。
- 水槽
- 餌
- ろ過フィルター
- 底砂
- 照明
- 水草
水槽
メダカは、1匹にたいして水1Lが良いといわれています。
水槽が置けるスペースにも限りがあるので水槽の大きさから決めましょう。
30cm水槽 | 45cm水槽 | 60cm水槽 | |
---|---|---|---|
水量 | 13L | 32L | 63L |
飼育数 | 13匹 | 32匹 | 63匹 |
上記は、一般的なサイズですが、キューブ型やワイド型などは、こちらの計算式で水量を求められます。
高さ×幅×長さ=体積
体積÷1000=リットル
水槽には、満タンまで飼育水を入れることもありませんし、底砂やアクセサリーを入れる事を考えて総水量は計算より少なくなると思ってください。
水量が多ければ多いほど水の汚れるスピードも遅く温度変化も緩やかになり水質が安定します。
人も狭い場所だと息苦しいよね。
私も大きなお家に住みたいぞ!
その発言が息苦しい…
餌
メダカの餌には、人工飼料や生餌さがあります。生餌さは管理が難しいため、初心者には人工飼料がオススメです。
人工飼料は、名前のとおり人工的に作られた餌で価格もお手頃なうえに栄養価も高くコスパが良いです。
人口飼料にもフレークタイプと顆粒タイプがあり、それぞれの特徴をお伝えします。
- 水面に長く浮くため、餌を見つけやすく食べやすい。
- 指で簡単にくだけるので飼育しているメダカのサイズにあわせられる。
- 消化吸収が良い。
- 水に溶けやすいので食べ残しは、早めに取り除く必要がある。
- 嗜好性が高い。
- 栄養価が高い。
- フレークタイプに比べると消化吸収が悪い。
- 売ってるサイズが豊富。
フレークタイプと顆粒タイプとでは体積が違うため、フレークタイプから顆粒タイプに変更するときは餌のあげすぎに、顆粒タイプからフレークタイプに変更するときは餌が少なくならないように注意する必要があります。
フレークタイプと顆粒タイプはお好みでお選びください。
ろ過フィルター
室内で飼育する場合は、ろ過フィルターを設置するがオススメです。
ろ過フィルターを設置することにより、水槽のメンテナンスが減り、水のろ過効果と水流により水質悪化が防げるからです。
ろ過フィルターを設置することでバクテリアの住処にもなり、より良い環境が作れます。
ただし、あまり流れがきついとメダカの体力が消耗するため、流量を調整できるものを選びましょう。
ろ過フィルターについては、外掛けタイプ・投げ込みタイプ・上部式タイプがあります。
大型水槽では上部式をおすすめしますが45cm以下の小型水槽では投げ込み式・外掛け式から好みの物を選んでください。
スタイリッシュな投げ込みタイプ
定番の外掛けタイプ
照明
室内でのメダカ飼育において照明は、日光と同じ役割をします。
照明を設置して明るい時間帯と暗い時間帯をだすことにより、自然環境に近くなりメダカの生活リズムを作ることができるからです。
日が昇る時間と日が沈む時間帯に照明を使うことにより1日のサイクルを感じ、季節によって時間を調節すると四季も感じれるからです。
また、照明の時間帯や温度を調整して冬でもメダカの産卵を楽しむこともできます。
長時間照らし続けると、苔が発生しやすくなるので注意して使用してください。
照明は、メダカにとっても良い環境が作れるとともに鑑賞性も上がります。
照明で水槽を照らすと、それだけで美しいですよ。
アタッチメント&スタンドの2WAY方式でフレームレス水槽、小型容器、枠付き水槽にも使用可能。
推奨水槽サイズは17~40㎝ 高出力LEDチップ採用でコンパクトなのにトップクラスの明るさ。
底砂
底砂は、水草を植えるためには必須のアイテムですが、鑑賞性を高める・バクテリアなどの微生物の住処になり水質を浄化する作用もあります。
底砂には、多くの種類があり初心者は、どれにしようか迷うと思います。
ここでは、室内向けの底砂を一部ご紹介します。
- 田砂
-
- 自然な色合い
- メンテナンスがしやすい
- 安価
- 大磯砂
-
- 通水性がよく水質が悪化しにくい
- 型くずれしない
- 安価
- 何度でも使用できる
- 水草の成長には不向き、追肥が必要
- ソイル
-
- メダカの餌となるプランクトンの発生を促す
- 水草の根が張りやすい
- 1年に1度程度の頻度で交換が必要
- 他に比べると高価
- 化粧砂
-
- カラーバリエーションが豊富
- インテリアとしても見栄えする
- 長期的につかえる
- 水草の成長には不向き
- バクテリアが定着しずらい
底砂はコチラからお選びできます。
水草
水草を入れるだけで水槽が綺麗に見えます。
他にも、いろいろな効果があるので紹介します。
- 水槽の見た目がよくなる。
- 光合成により水中に酸素として供給する。
- メダカの隠れ場所。
- メダカの産卵場所。
私は、アナカリスが好きです。
丈夫で簡単に増やせるからね。
私は、ウィローモスかな。
流木に巻きつけてもいいしね。
ヒーター
屋外とは違い、室内ではヒーターを設置しなくても温度変化が少ないから冬眠することはないでしょう。
しかし、冬でもメダカの繁殖を楽しみたい方はヒーターを設置しましょう。
メダカは、水温が18~28℃ぐらいまでが活発に行動して、23℃以上がもっとも繁殖しやすいでしょう。
ヒーターを選ぶ場合は23℃以上に設定できるものにしましょう。
\30・45・60cmの水槽に対応、メダカが火傷する心配もなく温度調整もできます。/
その他、メダカの水槽に入れると良いもの(アクセサリー・お掃除生体)
室内水槽に流木や石を入れてもオシャレだし、キャラクターを入れるのも面白いですね。
自分好みのアクアリウム水槽を目指してみてください。
森に住むトトロみたいにしてる人も居るよ
メダカと一緒に水槽のお掃除生体を入れてみるのもオススメです。
嫌な苔を食べてくえるので、ありがたいですよ。
- ヤマトヌマエビ
- ミナミヌマエビ
- イシマキガイ
- ヒメタニシ
金魚やは雑食でメダカが食べられる危険性があるので一緒には飼わないでくださいね。
金魚すくいでとった金魚入れるとこだった…
初心者には簡単に必要なものが揃うスターターセットがおすすめ
水槽・餌・ろ過フィルター・水質調整剤がセットになったスターターセットも販売されているので初心者でも簡単に揃えられるのでオススメします。
こちらは、水槽・餌・ろ過フィルター・水質調整剤に加えてLEDライト・ヒーターがセットされています。
えっ!もう、ほとんど揃ってる
水槽設置方法
事前に底砂を洗っておくと水張り時に濁りにくくなります。
水を張ってから植えると根が浮力によって抜けやすいので、あらかじめ根をしっかり埋め込んでおく。
アクセサリー系を設置して、あらかじめレイアウトを作っておく。
底砂の上にビニールを敷き、ゆっくりと水を入れることで濁りを防止します。
水は1日汲み置きしたものか、カルキ抜きを行った水を使用してください。
袋に入ったままのメダカを新しい水槽に30分ほど浮かべ水温を合わせます。
袋の中に水槽の水を少し入れて新しい水にも慣れさしていく。これを2~3回繰り返す。
メダカを新しい水槽に離して完成です。
綺麗で初心者が簡単に飼いやすい、おすすめメダカ3種
初心者が簡単に飼いやすいメダカを3種の紹介します。
この3匹を選んだ理由は、なんと!
私が飼ってます(笑)
近年、品種改良がすすみ色味や形もさまざまなメダカが登場していますが、品種によっては高価なものもあります。
今回おすすめするメダカは、1匹500円前後で飼うことが出来て、それぞれが目を惹くぐらい特徴的なメダカなのでおすすめします。
楊貴妃
ヒメダカと似ていますが、より朱赤色のメダカで丈夫なうえに繁殖させやすいのが特徴です。
まさに、メダカブームの立役者です。
私は、最初見たとき
えっ!金魚って思ってしまったよ
幹之
「何て呼ぶの?」と思ってる方も多いかと思いますが幹之(みゆき)と呼びます。
背中が青白く光り上から見ても見ごたえのあるメダカで丈夫です。
キラキラが綺麗なんだよね
オロチ
メダカは、背地反応があり飼育環境で体色が変化しますが、オロチは背地反応がなく容器の色によって体の色が変わるこもありません。
今までのメダカは華やかな感じでありましたがオロチは黒く格好いいメダカです。
黒くてイケメン。
メダカを上手に飼うポイント
メダカを上手に飼うには、餌のあげ方・水替えが重要です。
餌の食べ残しや糞により日々汚れていくので定期的な水替えを行い水環境を整える必要があります。
人も汚れた空気の場所で生活できないないと同じで、メダカにとって水は生きていくために重要です。
餌のあげ方
メダカの餌やり頻度は、一般的に春秋は1日1回、夏の活動が盛んな時期は2回、冬場は冬眠に入るので餌をあたえないようにしますが、これは屋外での飼育のことであり、室内で飼育する場合は季節で調整するのではなく水温を考えて調整する必要があります。
室内では屋外飼育とは違い、季節による水温の差が少なくなるからです。
屋外飼育のように冬眠することがないとはいえ、無加温で飼育している場合は、室内でも水温は下がるので餌の量は調整してください。
ヒーターを使って温度を調整する場合は、餌の量の調整は必要なくなります。
とはいえ、餌の食べ残しは水質悪化の原因やメダカの消化不良の原因となりますので餌のあげすぎには注意しましょう。
可愛くてついついあげちゃう❤
水替え
水道水を1~2日汲み置きして塩素が抜けた水を使用してください、前もって作る時間がなく早く入れたい人はカルキ抜きをした水をご使用ください。
室内で飼う場合は、1~2週間に1回を目安にして、苔が生えやすい・濁る・臭うなどを感じたら水替え頻度を増やしましょう。
水替えは、全ての水を交換するのではなく1/3を目安に水替えを行ってください。
水替えと同時に底砂の汚れを取れるポンプ式のホースがありますので活用してください水替えが楽になりますよ。
これ、こんな名前があったのか!?
わが家は、シュポシュポって呼んでる
まとめ
【初心者でも簡単に飼えた!】室内でのメダカの飼い方で以下のことについて書きました。
- メダカの室内飼育に必要なもの
- 水槽設置方法
- 綺麗で初心者が簡単に飼いやすい、おすすめメダカ3種
- メダカを上手に飼うポイント
メダカを購入したら水合わせを必ず行いましょう。
メダカの飼育のポイントは餌のあげ方と水替えが重要です。
室内でメダカを飼育するには、いろいろ揃えるものが多いですが、初心者にはスターターキットがオススメです。
これさえあれば、1年とおして泳ぐメダカに癒やされること間違いなしです。
\水槽・LEDライト・26℃セットヒーター・フィルター・ガラスフタ/フック/専用マット・水質調整剤/餌/